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- ジェラートとは
ジェラートとは、イタリアのアイスクリームの総称のことで、広義には「凍ったお菓子」という意味で使われます
日本では、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、シャーベットも含めてアイスクリームと総称していますが、それが、イタリアではジェラートと呼ばれます。
イタリアで作られるジェラートには製法に特徴があり、その製法で作られるものをイタリアンジェラートと呼ばれ、世界的に人気です。
詳しい意味は、アイスクリームとジェラートの違いについてのページをご参考ください。
ジェラートの特徴的な製法
日本のアイスクリームと大きく違うところは、製造するときにアイスに含まれる空気の量が違います。
基本的に製法は同じなのですが、日本は、100%〜50%の空気をアイスクリームに含ませるのが一般的です。なのでふんわりとした口当たりの食感になります。
ジェラートは、含まれる空気が35%前後で作られるため、密な食感を味わうことができ、また食材そのものの味をアイスクリームで表現することができます。より濃密な味を堪能できるアイスクリームです。
京開花の業務用アイスクリーム、アイスミルク、シャーベットは、このイタリアンジェラートの製法で作られています。
ジェラートの原材料
アイスクリームの原材料としては、乳製品、糖分、油脂、安定剤、乳化剤、香料が使用されます。
香料にはいろいろな食材が使用され、様々なバリエーションのジェラートをうむことができます。
またジェラートには、お菓子などのトッピングの多くが味として合うため、フレーバーと合わせてオリジナルなジェラートが世界中で作られています。
原材料について詳しくは、Wikipediaをご参考ください。
ジェラートの歴史
アイスクリームの起源となるものは、紀元前100年ごろに、ローマの英雄ジュリアス・シーザーが、乳や蜜、ワインと氷や雪を混ぜて飲んだものと伝えられています。当初は夏の健康食品として兵士に出されていたといわれています。
ジェラートは、中国で乳を凍らせたものを、マルクポーロがヴェネチアに持ち帰り、イタリアに広まったものが、イタリアンジェラートの起源だと伝えられています。
日本には、1980年に渡米した使節団が、日本に持ち帰り、横浜の地で町田房造が「あいすくりん」という商品で販売されたのがはじめとされています。
ジェラートの歴史について詳しくは、こちらからをご参考ください。
その他、下記リンクからジェラートを取り扱う場合で役に立つ情報を掲載しています。
ジェラートの保存温度についてや、ディッシャーの使い方、2リットルのアイスクリームで何人前が作られるのか、等々。ご参考ください。