- ホーム
- アイスクリームディッシャーの使い方や種類、大きさについて
ディッシャーについて
ディッシャーは一定の量をすくって、形を整え、盛り付けるために使われる道具です。 アイスクリームだけでなく様々なものに使われています。
(例:味噌、ミートボール、マッシュポテト、餃子の具、ナタデココ、寒天、ポテトサラダ、等など)
アイスクリームをディッシャーで使う場合のすくい方
アイスはカチカチな状態で保存されるため、とても固いものです。
柔らかくなるまで外に置ければいいですが、飲食店の場合そうもいきません。(柔らかくなると空気が抜け、一緒に香り、食感、味が劣化してしまいます)
すくうさいは一度に一気にすくうのではなく、何度も削り取るような形で、ディッシャーにアイスを収めていきます。 こうすることで空気も一緒に混ざるため、食感がちょうどいいアイスクリームへとなるのです。
2リットルバルクのアイスクリームをすくっている映像
店頭で販売されているアイスは、よりすくいやすいようアイスが少し柔らかい状態で保存されています。これらは時間がたつと、アイスクリスタルと呼ばれるアイスの中に含まれている氷がどんどんと解けて、アイスクリームの触感ではなくなっていってしまうので、早くアイスがなくなる環境でやる保存方法です。 (アイスクリームの保存温度・管理について)
カチカチのアイスでもすくいやすい、手の温度を伝えて溶かすすごいディッシャー。ZEROLL
最近では、手の温度が伝わりやすいディッシャーがあり、アイスを少しとかしながらすくうことができるものがあり、扱いやすくなっております。
アイスを救いやすいのですが、形が丸くならないなどすこしテクニックが必要になります。
ZEROLLを使って丸く作るテクニック
その他ディッシャーの種類
ひとえにディッシャーといっても、様々な形のディッシャーがあります。 大きさが違ったり、形が違ったり、材質が違ったりとしています。
また、アイスをすくう道具はディッシャーだけでなく、スクープやサーバー、またヘラやスパチュラと呼ばれるもので、すくう場合もあります。
それぞれ使い方や成形されるアイスの形が違い、作りたいアイスによって使い分けて使います。
こちらから、アイスクリームの盛り付け例や、アイスを使ったレシピをご紹介しております。ご参考ください。
ディッシャーの大きさ
5cc といった小さなものから 113cc ぐらいまであります。 アイスクリームにすくう場合は、比較的使われることが多いのは、50cc、60t、80tです。
50tのディッシャーであれば、2リットルバルクからは、40個程度のアイスができるので、1つを1人前とした時、2リットルで40人前ほど提供できます。
60tであれば、33人前、80tであれば25人前ぐらいが目安の計算となります。
ディッシャーの形
基本は丸型ですが、楕円型や、俵のような四角い形、おにぎりのような三角形の形などがあります。
スクープやヘラなどを使うと、また全然違う形のアイスクリームが成型します。